コラム COLUMN
インプラント手術にリスクはないの?
皆さんこんにちは。
長浜市宮司町のおおもと歯科医院です。
インプラント治療に魅力は感じるものの、外科手術が必須という点に抵抗を覚える方は少なくありません。
失った歯の治療のために、果たして外科手術まで受ける必要があるのか、疑問に感じている方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、インプラント手術に伴うリスクについてわかりやすく解説します。
インプラント手術中には、次に挙げるようなリスクが存在します。
・重要な血管、神経を傷つけてしまう
・手術中に細菌感染を引き起こす
・人工歯根が上顎洞に突き出るトラブル
これらはインプラント手術を実施する上で避けることのできないリスクですが、さまざまな方法で対処できます。
◎術中リスクの対処法
重要な血管や神経を傷つけるリスク、人工歯根が上顎洞に突き出るリスクは、歯科用CTによる精密診断で最小限に抑えられます。
手術中の細菌感染は、衛生管理や感染症対策を万全にすることで予防可能です。
インプラント手術後には、次に挙げるようなリスクを伴います。
・人工歯根が顎の骨と結合しない
・術後の神経麻痺
・インプラント周囲炎の発症
こうした術後のトラブルも術前の精密診断や衛生管理の徹底などでリスクを抑えることができます。
インプラント周囲炎に関しては、定期検診・メンテナンスを継続的に受けることで、発症を抑制可能です。
当院では、精密な診断を実現するために、インプラント治療では必ず歯科用CTによる画像検査を実施しております。
また、術中の感染リスクを最小限に抑えるために、世界水準であるクラスB滅菌器を導入し、診療に使用した器具の滅菌処理を徹底しております。
ですから、インプラント手術を実施するにあたっても、患者さまを不安にさせるようなことはありません。
インプラントには「10年生存率」というデータが存在しており、装着から10年でどのくらい維持できているのかを知ることができます。
そのデータによると、下顎では94%以上、上顎では90%以上のインプラントがお口の中に残り、機能し続けているので、むしろインプラント手術が失敗するケースの方が少ないと考えられます。
このように、インプラント手術にはいくつかのリスクを伴いますが、適切な方法で処置を施している歯医者さんであれば何ら問題はないといえます。
長浜市宮司町のおおもと歯科医院なら、歯科用CTやクラスB滅菌器も完備しており、リスクの少ない、高品質なインプラント治療を提供することができます。